柴犬・琥大朗FAQ

柴犬は日本原産の中型犬で、古くから狩猟犬として活躍、からだは小柄ながら筋肉質で、巻いたしっぽとキリッとした顔立ちが特徴です。また警戒心がつよく、飼い主には忠実で、独立心もあります。キレイ好きで比較的しつけもしやすい犬種です。

毎日の運動が必要で、換毛期には多くの毛が抜けます。見た目のかわいさだけでなく、賢さや落ち着いた性格も魅力のひとつ。日本の家庭にとてもよくなじむ犬種といわれています。

約12〜15年といわれています。

赤、黒、白、胡麻（赤と黒の混合）の4種類あります。
琥大朗は黒ですが、黒と赤の両親のこどもなので、真っ黒ではなく、白と赤の毛色もまじったすこし明るめの色です。

警戒心が強いことから知らない音や人に吠えることもあります。幼少期にしっかりと社会化（しつけ）しておけば、個体差がありますが落ち着いて過ごせると思います。

体高は約35〜41cm、体重は約8〜11kgが一般的のようです。（琥大朗は12kgぐらいなので、一般より少し大きめかも？）

室内飼いも可能です。ただし、運動不足にならないよう注意が必要です。きちんとしつけをすれば快適に室内で過ごすことができます。

ダブルコートのため、とくに春と秋にビックリするくらい多く抜けます。週に2〜3回のブラッシングがおすすめです。そして部屋の掃除が欠かせません。

子犬の頃から慣らせば仲良くできることが多いです。ただし個体差があるため、無理に仲良くさせようとせず、ゆっくり慣れさせてください。

【褒めるしつけ】が効果的です。叱るよりも良い行動を見つけてたくさん褒めることで、おたがいの信頼関係も築くことになります。

一般的には「犬の1年＝人間の約7年」と言われますが、これは大まかな目安です。実際は犬種や体の大きさによって異なり、特に最初の2年で急速に成長するため、1歳で人間の15歳前後、2歳で24歳くらいに相当すると考えられています。

人間のような「厄年」という正式な概念は犬にはありません。ただし、年齢によって体調を崩しやすくなる「節目の年」は存在します。それを“犬の厄年”のように捉えることもあります。

一般的に7歳頃からシニア期に入るとされています。個体差はありますが、7歳を過ぎると代謝や運動能力の低下、関節や内臓のトラブルが起こりやすくなるため、健康管理や定期的な検診が特に大切になります。

柴犬は頑固で主張が強く、独立心が強い性格といわれるため、しつけには根気と一貫性が求められます。とくに大切なのは、できるだけ早い時期からの社会化と毎日の地道なコミュニケーションです。

柴犬は生後3か月〜6か月頃が性格形成の大事な時期で、1歳を過ぎて成犬になると、新しいことを受け入れにくくなる傾向があります。そのため、成犬になってからでは「吠え癖」「噛み癖」「他人・他犬への警戒心」などが定着しやすく、直すのが非常に困難になることも！

子犬期のうちにしっかり信頼関係を築くことが、柴犬との暮らしの鍵です。

琥大朗も幼少期はとっても暴れん坊将軍で大変でしたが、立派な成犬になることが出来ました！

▽成功時・失敗時は？
トイレトレーニングの基本は、成功した瞬間にすぐ大げさなくらい褒めてあげることです。タイミングが重要で、終わってからでは遅く、排泄中や直後に「すごいね！」「えらいね！」と声をかけてごほうびを与えましょう。

失敗したときは絶対に怒らないことが大切です。怒ると「トイレ＝悪いこと」と思い込み、我慢して体調を崩したり、わざと失敗して気を引こうとすることもあります。そうならないように、失敗したら無言で静かに片づけるのがコツです。

トイレは叱るものではなく、「できたことを褒めて伸ばす」もの。根気よく、優しく続けましょう。

▽ここがトイレだと覚えさせるには？
「ここでしてほしい」という場所を犬に覚えさせるには、**トイレのしつけスプレー（誘導剤）**が役立ちます。これは犬の排泄を促す匂いが含まれており、トイレシートにスプレーしておくと、自然とその場所に誘導できるというものです。

特にトイレの場所を覚える初期段階では、「どこですればいいのか」を犬にわかりやすく伝える手助けになります。スプレーの匂いに反応してうまくいったときは、すぐに褒めて成功体験として定着させましょう。

まずは焦らないこと、そして原因を一つずつ見直すことが大切です。柴犬は頑固な一方でとてもきれい好きな性格をしています。その特性を理解しながら、環境や習慣を見直すことで改善することがあります。

琥大朗もなかなかトイレトレーニングがうまくいきませんでしたが、「きれい好きだから、寝床（ケージ周辺）では排泄したくないのかも」と考え、ケージの外、寝床から一番離れた位置にトイレトレーを設置したところ、成功しました！

また留守番の時間もあるので、ケージ内にもトイレを設置しています。その後、状況に応じてどちらも使い分けられるようになりました。

アレルギー性皮膚炎、膝蓋骨脱臼、緑内障、認知症などが発症しやすい病気です。日ごろから予防できることもあるので、もし気になることがあったらすぐに病院へ！

犬の予防接種は、狂犬病ワクチンと混合ワクチンがあり、どちらも大切な予防接種です。

狂犬病ワクチンは法律で義務付けられており、年1回の接種が必要です。費用は3,000～4,000円ほどです。接種しないと、20万円以下の罰金になるので、ご注意を！

混合ワクチンは犬の感染症を防ぐためです。2種～8種の中から選択できますが、生活環境と獣医師と相談して決めましょう。琥大朗は念のため8種を選択して摂取しています。

散歩に行く柴犬には必須です。定期的なスポットタイプや飲み薬で予防できます。

蚊が媒介する寄生虫で、心臓にダメージを与える怖い病気です。春〜秋は予防薬を忘れずに！

嘔吐物が「黄色い液体」の場合、主な原因は【胆汁嘔吐症候群】といわれるもので、長時間空腹になると胆汁が胃に逆流した結果、嘔吐をひきおこすことがあります。もちろん「空腹によって吐いた」以外のさまざな原因の場合もあるので、気になるようであれば医療機関を受診するのがベストですを

犬の去勢・避妊手術には、病気の予防や問題行動の軽減、望まれない繁殖の防止など多くのメリットがあります。
一方で、全身麻酔のリスクやホルモン変化による体調・性格の変化、太りやすくなるといったデメリットもあり、飼い主によって賛否の分かれるテーマです。
手術をするなら、若いうち（生後6か月〜1歳頃）に行うことが良いかもしません。

琥大朗は7か月のときに去勢しました。

はい。犬は不調を隠す習性があり、見た目に元気でも内臓疾患や慢性病が進行していることがあるため、早期発見・早期治療のためにも定期的な健康診断が重要です。

一般的には年1回の受診が推奨されますが、犬は人よりも時間の流れが速く（約7倍）、病気の進行も早いため注意が必要です。